バイエルン旅行記 2015.1.9 ドイツ連銀、ニンフェンブルク宮殿、アウグスティーナーケラー、Rシュトラウス生誕地、ルートヴィヒ2世とクナの墓、ミュンヘン一揆現場、クヴィリエ劇場、BMW、ミュンヘンフィル演奏会
2015年1月9日(金)
さ、今日はミュンヘン市内のヲタ活動です。午前6時半のミュンヘン中央駅前です。
朝食は今日もミュンヘン中央駅内のパン屋で。プレッツェルサラミサンドが美味しそうだったので買いました。
早朝の方がラッシュでにぎやかなミュンヘン中央駅。
今日の切符はミュンヘン1日券XXLの€8.30です。刻印したので有効化完了! 純粋なミュンヘン市内のみの1日券にしようか、それともミュンヘン市外チョットだけ使えるXXLにしようか迷いましたが、結局XXLにしました( ;^^)ヘ..
ミュンヘンの地下鉄です。
地下鉄U2でシャイトプラッツ駅 Scheidplatz で降り、Bus141で Freiligrathstraße 停留所で降りると、こんな建物が。
ドイツの中央銀行であるドイツ連邦銀行(ミュンヘン支店) Deutsche Bundesbank (Filiale München) です。
大きな地図を表示
開館時間がドイツ語サイトだと9時から、英語サイトだと8時からになってて、どっちかよく分からなかったのですが、他の支店は8時OPENっぽかったので8時OPENと賭けて行きましたが、正解は9時OPENでしたw で、何しに来たかと言うと、実はまだ100ドイツマルクほど持っていたので、これをユーロに両替するために来ました。
すると、こんだけになりました! 硬貨が新品で綺麗!!
で、バスでシャイトプラッツ駅に戻り、そこから始発で出ているTram12に乗ります。
大きな地図を表示
やはり、地下鉄よりもトラムがいいですねぇ~♪ 街が見えますし。
で、やって来たのがここ!
大きな地図を表示
ニンフェンブルク宮殿 Schloss Nymphenburg です!
中に入ると凄い天井画がお出迎え。
欧州の城って本当に美しいですね。
で、ここに来た目的はこの部屋!
ルートヴィヒ2世生誕の部屋です。
この飾られている像にはルートヴィヒ2世と弟オットーのですね。
今回のミュンヘン訪問は最強ワグネリアンのルートヴィヒ2世を感じる旅でもあるのでね。前の池は鳥たちの楽園でした。冬は鳥たちが元気ですからねぇ~(笑)
真正面から再度パチリ!
さて、Tram17の Schloss Nymphenburg から乗って、そのまま今度は Hackerbrücke で降ります。で、進行方向に少し歩いていくと…
アウグスティーナーケラー Augustinerkeller です!
大きな地図を表示
アウグスティーナーケラーは半年前のミュンヘン訪問時にも行きたかったのですが、なかなか時間が無くて今回やっと行けました。とりあえず、ヘレス1杯だけ飲んですぐ出ましたが。他に行く所があるので…
やはりアウグスティーナーは格別ですね。日本ではまず飲めない銘柄だし、オクトーバーフェストでも唯一独立系の醸造所ですからね。
アウグスティーナーケラーを出てミュンヘン中央駅方面に歩くと、バイエルン放送局のビルが見えます。
バイエルン放送局前のトラム停留所であるHopfenstraßeからトラムに乗り、そのまま次は Karlsplatz(Stachus) で降ります。広場では臨時のスケート場が。
カールス門 Karlstor です。ここから向こうにミュンヘンの繁華街通りであるノイハウザー通り Neuhauser Straße とカウフィンガー通り Kaufingerstraße が続きます。
ちょっと脇に入ってアルトハイマー角 Altheimer Eck の16番地に行きます。
そこで半年前に見損ねた重要物があるので。ここを入ると。。。
あった!!
これです! リヒャルト・シュトラウス生誕地を示す碑。
大きな地図を表示
半年前はここを訪れたのに見損ねたんですよねぇ? なぜだろう? とにかくRヲタとしての目的をリベンジで果たせてよかったです。
で、そのままノイハウザー通りに戻ってこの白い教会の聖ミヒャエル教会 St. Michael München に入ります。休業中のRシュトラウスの泉と一緒にパチリ。
大きな地図を表示
中は美しい教会です。
でも目的は祭壇上手のここなのです。
数ユーロ払って中に入るとこんな部屋が。
入口のすぐ横に大きなこの棺があります。ルートヴィヒ2世国王の墓です。
これでルートヴィヒ2世の生まれた現場、亡くなった現場、ノイシュヴァンシュタイン城、お墓と主要な現場はずべて訪問できて良かったです。
このまま繁華街をマリエン広場に向かって歩きます。
マリエン広場駅からSバーンに乗り、次々駅であるローゼンハイマープラッツ駅 Rosenheimer Platz で降りると、今夜の演奏会場であるガスタイク Gasteig があります。
でもその前に重要地点に寄ります。
それがここ。
大きな地図を表示
ミュンヘン一揆の現場です。別の言い方をすれば、ビュルガーブロイケラー跡地 Bürgerbräukeller とも。ミュンヘンフィルの録音でよく使われていた会場です。でも、この碑はそれよりも、ヒトラー暗殺を企てたゲオルク・エルザー記念碑として設置されています。事前に予習した単語ばかりなので読める!読めるぞぉー!!
で、今の時間がちょうどミュンヘンフィルのゲネプロが終わったばかり。というので、ちとホール内をパチリ!
ガスタイクのチケット売り場です。ここで今夜のミュンヘンフィルのチケットを買いましょう。
という事で、チケットゲット!
なんかこの日のミュンヘンは風が強かったですね。Tram16のガスタイク最寄停留所 Am Gasteig から乗り、Sternwartstraße で降り少し歩くと聖ゲオルク教会が見えてきます。
そこの墓地がボーゲンハウゼン墓地 Friedhof von St. Georg in München-Bogenhausen です。とても小さな墓地ですが、ここにはハンス・クナッパーツブッシュのお墓があるのでやって来ました。
クナの墓の位置はだいたいこのあたりです。
大きな地図を表示
もちろん彼の墓の前であの名盤、バイロイト音楽祭1962年のパルジファルを聞いたのは言うまでもありません。ところで、この墓地にはルドルフ・ケンペの墓もあるはずなのですが、探しても探しても無い… Web上の墓画像と比べて探してみると…
確かに上記の場所にあったはずなのですが、なんと、違う墓に変わっていました! 最近変わったのでしょう。新しい白い墓になっていました。どこかに改葬されたのでしょうか?
さて、気を取り直してトラムでレジデンツのある中心部まで戻ります。
ここからクヴィリエ劇場 Cuvilliés-Theater に入ります。劇場入口が非常に分かりにくいので注意です。レジデンツのチケット売り場でチケット購入し、一旦Residenzstraßeに出て少しだけ北に行き、再びレジデンツに入って下の劇場入口まで来る事になります(ショートカットしても本当は行けるとは思いますが、この時は工事中か何か(?)でそう行くように指示されました)。
大きな地図を表示
クヴィリエ劇場の見学可能時間帯はレジデンツ内の他の博物館と異なるので注意です。月-土は14時から16時と短いので。
そして、劇場内キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
いやー、とても美しい劇場です。戦争で破壊されたので再建ですが、ここでモーツァルトの歌劇「イドメネオ」が初演されましたからね。今度来る時は何かの演目で見てみたいものです。
で、今度はレジデンツ隣のバイエルン国立歌劇場こと国立劇場のチケット売り場へ行きます。
このチケット売場は国立劇場の裏手にある別建物になるので注意です。入口はこちら。
大きな地図を表示
ここで予約していたバイエルン国立歌劇場で行われるモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」のチケットとプログラムをゲット!
その後はミュンヘンのお買い物の定番スポットであるダルマイヤー Dallmayr に。
大きな地図を表示
メインの珈琲紅茶のほかにもお惣菜や食品関連がたくさん!
今回、初めて惣菜コーナーに行ったのですが、イートスペース発見!
なんか、うまそーです!!
という事で、肉ばかりじゃ疲れるのでお魚をいただきました!
ダルマイヤーを出てすぐ向かいには音楽専門店として有名なバウアー&ヒーバー Bauer & Hieber が。
大きな地図を表示
ちょっと中に入ってみましたが、本当に充実していますね。クラシックだけではなく、ポピュラー音楽系も充実しています。地下は楽譜ショップみたいになってました。ウィーンでいうドブリンガーみたいな店ですね。
そして、ミュンヘンのど真ん中、マリエン広場。
なんか、美味しそうな見慣れない果物が。
買って食べてみたら甘くてビックリ! 和菓子のような果物でした。ドイツ語でダッテルン Datteln と言い、日本語ではナツメヤシと言うそうです。味は、そう、干し柿とそっくり!!!
さて、お買い物したので一旦ホテルに戻ります。中央駅地下がこんなに綺麗なのですが、半年前は無かったはず…
それもそのはず、半年前までは工事中でしたから!! この中央駅Sバーンホーム上は本当に最近、改装して綺麗になったばかりなのです。で、今度は中央駅のU1/U2ホームからお出かけします。
ちなみにミュンヘン中央駅は以下の異なる4つのホームがあるので注意です。
・メインホーム:ドイツ鉄道DBの沢山の鉄道があるあのデカいホーム
・Sバーンホーム:北側地下にあるSバーン専用ホーム
・U1/U2ホーム:正面玄関地下にあるU1/U2専用ホーム
・U4/U5ホーム:南側地下にあるU4/U5専用ホーム
そして、来たのがここOlympiazentrum駅。
降りるとこんな建物が。
そう、ここはBMWワールド BMW Welt なのであります!
入口はこちら。
大きな地図を表示
中はあの高級外車BMWがわんさか!!
ここは基本的にBMWの売店なので入場料はかかりません。
せっかくなので、BMWの運転席に乗ってみる。。。
おっと失礼、これはBMWではなくminiでした!
BMWが販売しているのでね(笑)
で、今度こそ、本物のBMWの運転席に乗ってみる。。。
おお! そんなに車好きでない俺でもテンション上がる!!!
乗ったのはこんな車です。
お高いんでしょ。。。
82200ユーロだそうですw
こんな車買ったら外の駐車場に置けませんねww
さて、BMW Weltを抜けるとBMW博物館とBMW本社へ通じる歩道橋があります。
そこを通りながら振り返って BMW Welt をパチリ!
BMW Museum です。
中はBMWの歴史を体験する事ができます。よく分かってない私ですが、凄い車やバイクがいっぱいです!
さて、ホテルに戻り、今夜の演奏会のために着替えます。腹ごしらえで中央駅地下の店でカリーヴルストを。
再びSバーンでRosenheimer Platz駅に降りてガスタイクに向かいます。
ガスタイク内フィルハーモニーの開演前です。
あの扉の向こうがフィルハーモニーです。ここまではチケット持っていなくても誰でも来れる公共スペースです。
開演20分(?)くらい前になって、やっとホールに入場可能になります。チケットはその扉の前でチェックします。
さぁ、フィルハーモニーに入りましょう!
やって来ました! ミュンヘンフィルの本拠地ガスタイクのフィルハーモニー!
天井の反射板が近いです。
舞台横から。
椅子もゆったりして座り心地良さそうです。
椅子の木目が美しい。
ちょっと別方向から見てみましょう。
さて、今日のコンサートは、
指揮:ステファン・ドヌーヴ Stéphane Denève
ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス Leonidas Kavakos
ベルリオーズ:序曲「宗教裁判官」 Op.3
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ラフマニノフ:交響舞曲 Op.45
実はプログラム的にはそんなに人気曲というわけではありませんが、個人的にバルトークがあるのが嬉しい。満員御礼というわけでもないので、前半は自分の正規のいい席で。後半は舞台下手の安い空いてる席で聴く事にしました。
私の正規の席は上の椅子木目が美しい画像のがそうです。音響が悪いと言われているガスタイクですが、いい席で聴く分にはそんな事全く感じません。
で、コンサート開始時、指揮者がこんな札を持ってきて何やらしゃべってアピールしていました。
「私はシャルリー」とフランス語で書かれています。何の事がこの時全く分からなかったのですが、パリで起こった銃撃テロ事件の影響だと後で知りました。
後半はランクが下のこの席で聴く事に。その席から観た風景。
上記のランクが下の席で聴いて初めて分かったのですが、このガスタイクの音響ってちと癖がありますね。ちょうど「こだま」が返ってくるような音響に感じました。「わっ!」と音が鳴ると、すぅ~と引いていくのではなく、ちょっと経った後に再び「わっ!」と帰ってくるようなイメージです。こんな響きのホール、初めてかもしれません。「音響が悪い」と言われていますが、どちらかというと、悪いというより「特徴ある残響」なんだと感じました。
もちろんミュンヘンフィルの演奏は素晴らしかったです。チェリビダッケと名録音を残した場所で聞けて良かったです。
さて、帰りに隣にある小ホールであるカール・オルフ・ザールを覗いてみましょう。
上画像はコンサート前に撮ったものですが、中に入ったのはコンサート後になります。ホールに入るともちろんカール・オルフ様の像がホール内を見守っています。
カール・オルフ・ザールです。
今日はミュンヘン市内をくなまくよく動きました。さ、明日はまた遠出なのでとっとと寝ます!
さ、今日はミュンヘン市内のヲタ活動です。午前6時半のミュンヘン中央駅前です。
朝食は今日もミュンヘン中央駅内のパン屋で。プレッツェルサラミサンドが美味しそうだったので買いました。
早朝の方がラッシュでにぎやかなミュンヘン中央駅。
今日の切符はミュンヘン1日券XXLの€8.30です。刻印したので有効化完了! 純粋なミュンヘン市内のみの1日券にしようか、それともミュンヘン市外チョットだけ使えるXXLにしようか迷いましたが、結局XXLにしました( ;^^)ヘ..
ミュンヘンの地下鉄です。
地下鉄U2でシャイトプラッツ駅 Scheidplatz で降り、Bus141で Freiligrathstraße 停留所で降りると、こんな建物が。
ドイツの中央銀行であるドイツ連邦銀行(ミュンヘン支店) Deutsche Bundesbank (Filiale München) です。
大きな地図を表示
開館時間がドイツ語サイトだと9時から、英語サイトだと8時からになってて、どっちかよく分からなかったのですが、他の支店は8時OPENっぽかったので8時OPENと賭けて行きましたが、正解は9時OPENでしたw で、何しに来たかと言うと、実はまだ100ドイツマルクほど持っていたので、これをユーロに両替するために来ました。
すると、こんだけになりました! 硬貨が新品で綺麗!!
で、バスでシャイトプラッツ駅に戻り、そこから始発で出ているTram12に乗ります。
大きな地図を表示
やはり、地下鉄よりもトラムがいいですねぇ~♪ 街が見えますし。
で、やって来たのがここ!
大きな地図を表示
ニンフェンブルク宮殿 Schloss Nymphenburg です!
中に入ると凄い天井画がお出迎え。
欧州の城って本当に美しいですね。
で、ここに来た目的はこの部屋!
ルートヴィヒ2世生誕の部屋です。
この飾られている像にはルートヴィヒ2世と弟オットーのですね。
今回のミュンヘン訪問は最強ワグネリアンのルートヴィヒ2世を感じる旅でもあるのでね。前の池は鳥たちの楽園でした。冬は鳥たちが元気ですからねぇ~(笑)
真正面から再度パチリ!
さて、Tram17の Schloss Nymphenburg から乗って、そのまま今度は Hackerbrücke で降ります。で、進行方向に少し歩いていくと…
アウグスティーナーケラー Augustinerkeller です!
大きな地図を表示
アウグスティーナーケラーは半年前のミュンヘン訪問時にも行きたかったのですが、なかなか時間が無くて今回やっと行けました。とりあえず、ヘレス1杯だけ飲んですぐ出ましたが。他に行く所があるので…
やはりアウグスティーナーは格別ですね。日本ではまず飲めない銘柄だし、オクトーバーフェストでも唯一独立系の醸造所ですからね。
アウグスティーナーケラーを出てミュンヘン中央駅方面に歩くと、バイエルン放送局のビルが見えます。
バイエルン放送局前のトラム停留所であるHopfenstraßeからトラムに乗り、そのまま次は Karlsplatz(Stachus) で降ります。広場では臨時のスケート場が。
カールス門 Karlstor です。ここから向こうにミュンヘンの繁華街通りであるノイハウザー通り Neuhauser Straße とカウフィンガー通り Kaufingerstraße が続きます。
ちょっと脇に入ってアルトハイマー角 Altheimer Eck の16番地に行きます。
そこで半年前に見損ねた重要物があるので。ここを入ると。。。
あった!!
これです! リヒャルト・シュトラウス生誕地を示す碑。
大きな地図を表示
半年前はここを訪れたのに見損ねたんですよねぇ? なぜだろう? とにかくRヲタとしての目的をリベンジで果たせてよかったです。
で、そのままノイハウザー通りに戻ってこの白い教会の聖ミヒャエル教会 St. Michael München に入ります。休業中のRシュトラウスの泉と一緒にパチリ。
大きな地図を表示
中は美しい教会です。
でも目的は祭壇上手のここなのです。
数ユーロ払って中に入るとこんな部屋が。
入口のすぐ横に大きなこの棺があります。ルートヴィヒ2世国王の墓です。
これでルートヴィヒ2世の生まれた現場、亡くなった現場、ノイシュヴァンシュタイン城、お墓と主要な現場はずべて訪問できて良かったです。
このまま繁華街をマリエン広場に向かって歩きます。
マリエン広場駅からSバーンに乗り、次々駅であるローゼンハイマープラッツ駅 Rosenheimer Platz で降りると、今夜の演奏会場であるガスタイク Gasteig があります。
でもその前に重要地点に寄ります。
それがここ。
大きな地図を表示
ミュンヘン一揆の現場です。別の言い方をすれば、ビュルガーブロイケラー跡地 Bürgerbräukeller とも。ミュンヘンフィルの録音でよく使われていた会場です。でも、この碑はそれよりも、ヒトラー暗殺を企てたゲオルク・エルザー記念碑として設置されています。事前に予習した単語ばかりなので読める!読めるぞぉー!!
で、今の時間がちょうどミュンヘンフィルのゲネプロが終わったばかり。というので、ちとホール内をパチリ!
ガスタイクのチケット売り場です。ここで今夜のミュンヘンフィルのチケットを買いましょう。
という事で、チケットゲット!
なんかこの日のミュンヘンは風が強かったですね。Tram16のガスタイク最寄停留所 Am Gasteig から乗り、Sternwartstraße で降り少し歩くと聖ゲオルク教会が見えてきます。
そこの墓地がボーゲンハウゼン墓地 Friedhof von St. Georg in München-Bogenhausen です。とても小さな墓地ですが、ここにはハンス・クナッパーツブッシュのお墓があるのでやって来ました。
クナの墓の位置はだいたいこのあたりです。
大きな地図を表示
もちろん彼の墓の前であの名盤、バイロイト音楽祭1962年のパルジファルを聞いたのは言うまでもありません。ところで、この墓地にはルドルフ・ケンペの墓もあるはずなのですが、探しても探しても無い… Web上の墓画像と比べて探してみると…
確かに上記の場所にあったはずなのですが、なんと、違う墓に変わっていました! 最近変わったのでしょう。新しい白い墓になっていました。どこかに改葬されたのでしょうか?
さて、気を取り直してトラムでレジデンツのある中心部まで戻ります。
ここからクヴィリエ劇場 Cuvilliés-Theater に入ります。劇場入口が非常に分かりにくいので注意です。レジデンツのチケット売り場でチケット購入し、一旦Residenzstraßeに出て少しだけ北に行き、再びレジデンツに入って下の劇場入口まで来る事になります(ショートカットしても本当は行けるとは思いますが、この時は工事中か何か(?)でそう行くように指示されました)。
大きな地図を表示
クヴィリエ劇場の見学可能時間帯はレジデンツ内の他の博物館と異なるので注意です。月-土は14時から16時と短いので。
そして、劇場内キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
いやー、とても美しい劇場です。戦争で破壊されたので再建ですが、ここでモーツァルトの歌劇「イドメネオ」が初演されましたからね。今度来る時は何かの演目で見てみたいものです。
で、今度はレジデンツ隣のバイエルン国立歌劇場こと国立劇場のチケット売り場へ行きます。
このチケット売場は国立劇場の裏手にある別建物になるので注意です。入口はこちら。
大きな地図を表示
ここで予約していたバイエルン国立歌劇場で行われるモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」のチケットとプログラムをゲット!
その後はミュンヘンのお買い物の定番スポットであるダルマイヤー Dallmayr に。
大きな地図を表示
メインの珈琲紅茶のほかにもお惣菜や食品関連がたくさん!
今回、初めて惣菜コーナーに行ったのですが、イートスペース発見!
なんか、うまそーです!!
という事で、肉ばかりじゃ疲れるのでお魚をいただきました!
ダルマイヤーを出てすぐ向かいには音楽専門店として有名なバウアー&ヒーバー Bauer & Hieber が。
大きな地図を表示
ちょっと中に入ってみましたが、本当に充実していますね。クラシックだけではなく、ポピュラー音楽系も充実しています。地下は楽譜ショップみたいになってました。ウィーンでいうドブリンガーみたいな店ですね。
そして、ミュンヘンのど真ん中、マリエン広場。
なんか、美味しそうな見慣れない果物が。
買って食べてみたら甘くてビックリ! 和菓子のような果物でした。ドイツ語でダッテルン Datteln と言い、日本語ではナツメヤシと言うそうです。味は、そう、干し柿とそっくり!!!
さて、お買い物したので一旦ホテルに戻ります。中央駅地下がこんなに綺麗なのですが、半年前は無かったはず…
それもそのはず、半年前までは工事中でしたから!! この中央駅Sバーンホーム上は本当に最近、改装して綺麗になったばかりなのです。で、今度は中央駅のU1/U2ホームからお出かけします。
ちなみにミュンヘン中央駅は以下の異なる4つのホームがあるので注意です。
・メインホーム:ドイツ鉄道DBの沢山の鉄道があるあのデカいホーム
・Sバーンホーム:北側地下にあるSバーン専用ホーム
・U1/U2ホーム:正面玄関地下にあるU1/U2専用ホーム
・U4/U5ホーム:南側地下にあるU4/U5専用ホーム
そして、来たのがここOlympiazentrum駅。
降りるとこんな建物が。
そう、ここはBMWワールド BMW Welt なのであります!
入口はこちら。
大きな地図を表示
中はあの高級外車BMWがわんさか!!
ここは基本的にBMWの売店なので入場料はかかりません。
せっかくなので、BMWの運転席に乗ってみる。。。
おっと失礼、これはBMWではなくminiでした!
BMWが販売しているのでね(笑)
で、今度こそ、本物のBMWの運転席に乗ってみる。。。
おお! そんなに車好きでない俺でもテンション上がる!!!
乗ったのはこんな車です。
お高いんでしょ。。。
82200ユーロだそうですw
こんな車買ったら外の駐車場に置けませんねww
さて、BMW Weltを抜けるとBMW博物館とBMW本社へ通じる歩道橋があります。
そこを通りながら振り返って BMW Welt をパチリ!
BMW Museum です。
中はBMWの歴史を体験する事ができます。よく分かってない私ですが、凄い車やバイクがいっぱいです!
さて、ホテルに戻り、今夜の演奏会のために着替えます。腹ごしらえで中央駅地下の店でカリーヴルストを。
再びSバーンでRosenheimer Platz駅に降りてガスタイクに向かいます。
ガスタイク内フィルハーモニーの開演前です。
あの扉の向こうがフィルハーモニーです。ここまではチケット持っていなくても誰でも来れる公共スペースです。
開演20分(?)くらい前になって、やっとホールに入場可能になります。チケットはその扉の前でチェックします。
さぁ、フィルハーモニーに入りましょう!
やって来ました! ミュンヘンフィルの本拠地ガスタイクのフィルハーモニー!
天井の反射板が近いです。
舞台横から。
椅子もゆったりして座り心地良さそうです。
椅子の木目が美しい。
ちょっと別方向から見てみましょう。
さて、今日のコンサートは、
指揮:ステファン・ドヌーヴ Stéphane Denève
ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス Leonidas Kavakos
ベルリオーズ:序曲「宗教裁判官」 Op.3
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ラフマニノフ:交響舞曲 Op.45
実はプログラム的にはそんなに人気曲というわけではありませんが、個人的にバルトークがあるのが嬉しい。満員御礼というわけでもないので、前半は自分の正規のいい席で。後半は舞台下手の安い空いてる席で聴く事にしました。
私の正規の席は上の椅子木目が美しい画像のがそうです。音響が悪いと言われているガスタイクですが、いい席で聴く分にはそんな事全く感じません。
で、コンサート開始時、指揮者がこんな札を持ってきて何やらしゃべってアピールしていました。
「私はシャルリー」とフランス語で書かれています。何の事がこの時全く分からなかったのですが、パリで起こった銃撃テロ事件の影響だと後で知りました。
後半はランクが下のこの席で聴く事に。その席から観た風景。
上記のランクが下の席で聴いて初めて分かったのですが、このガスタイクの音響ってちと癖がありますね。ちょうど「こだま」が返ってくるような音響に感じました。「わっ!」と音が鳴ると、すぅ~と引いていくのではなく、ちょっと経った後に再び「わっ!」と帰ってくるようなイメージです。こんな響きのホール、初めてかもしれません。「音響が悪い」と言われていますが、どちらかというと、悪いというより「特徴ある残響」なんだと感じました。
もちろんミュンヘンフィルの演奏は素晴らしかったです。チェリビダッケと名録音を残した場所で聞けて良かったです。
さて、帰りに隣にある小ホールであるカール・オルフ・ザールを覗いてみましょう。
上画像はコンサート前に撮ったものですが、中に入ったのはコンサート後になります。ホールに入るともちろんカール・オルフ様の像がホール内を見守っています。
カール・オルフ・ザールです。
今日はミュンヘン市内をくなまくよく動きました。さ、明日はまた遠出なのでとっとと寝ます!
- 関連記事
-
- バイエルン旅行記 2015.1.12 エアブロイ、帰国 (2015/02/08)
- バイエルン旅行記 2015.1.10 ガルミッシュ=パルテンキルヒェン、リヒャルト・シュトラウスの墓、新シュライスハイム城、アウグスティーナー・グロースガストシュテッテン、バイエルン国立歌劇場 (2015/02/04)
- バイエルン旅行記 2015.1.9 ドイツ連銀、ニンフェンブルク宮殿、アウグスティーナーケラー、Rシュトラウス生誕地、ルートヴィヒ2世とクナの墓、ミュンヘン一揆現場、クヴィリエ劇場、BMW、ミュンヘンフィル演奏会 (2015/01/31)
- バイエルン旅行記 2015.1.8 ルートヴィヒ2世国王変死現場、ワーグナー・ハウス、ヴァイエンシュテファン醸造所 (2015/01/21)
- バイエルン旅行記 2014.6.3 カール・オルフ生家 ワーグナーの家跡 ミュンヘン音楽演劇大学 マーラー交響曲第8番初演場所 アンデクサー・アム・ドーム エアブロイ 帰国 (2014/06/21)
- バイエルン旅行記 2014.6.2 バイエルン国立歌劇場でアカデミーコンサート (2014/06/20)
- バイエルン旅行記 2014.6.2 Rシュトラウス博物館、シュトラウス・ヴィラ、オルフの墓とアンデックス修道院ビール、ポッセンホーフェン城 (2014/06/15)
- バイエルン旅行記 2014.6.2 ドイツ最高峰のアルプス・ツークシュピッツェに (2014/06/15)
- バイエルン旅行記 2014.5.31 ノイシュヴァンシュタイン城 ヘラクレスザール バイエルン国立歌劇場「兵士たち」 (2014/06/08)
- バイエルン旅行記 2014.5.30 ミュンヘンでショッピング&観光 インターネット回線開通 シシィ生誕地 リルケの家 (2014/06/07)
- バイエルン旅行記 2014.5.29 ミュンヘン到着 (2014/06/05)